2012-10-19

【Google Blogger】ブログの「検索設定」で出来るSEO対策

LGPブログはBloggerを独自ドメインで運用しているのですが、立ち上げたばかりということもあり、検索エンジンに引っかかるような対応はまったくしていません。そこで多少はSEO(検索エンジン最適化)対策もしてみようということで、Bloggerのブログ設定画面にある「検索設定」を行ないました。今回のLGPブログはBloggerブログの「検索設定」で出来るSEO対策ということでお届けします。


Bloggerのダッシュボードから対象ブログの「その他のオプション」プルダウンメニューの「設定」をクリックすると、「設定」「基本」のページが表示されます。左メニュー「検索設定」をクリックして検索設定のページに行きます。設定を行なうことのできる内容は「メタ タグ」「エラーとリダイレクト」「クローラとインデックス」の3つです。


  • メタ タグ
  • Bloggerのヘルプを見ると「メタ タグ」表記でのヘルプは見つかりません。Googleでは「検索記述子」と言うみたいです。タグとしてそのサイト(ブログ)に関する情報(メタ情報)を登録すると、その内容が検索エンジンにこのサイトはこんなサイトです。」と知らせてくれるというわけです。
  • エラーとリダイレクト
  • エラーとリダイレクトには2つあります。

    1. 「カスタム ページが見つかりません」
    2. カスタム ページが見つかりません」設定では、リンク先の無い誤ったリンクや既に削除、または移動してしまいリンクページが表示できない場合に表示するエラーメッセージの内容を自分でカスタマイズすることが出来ます。特別重要な設定ではないですが、使い方によっては便利なツールですね。

    3. 「カスタム リダイレクト」
    4. 削除されたURLにアクセスした場合「ページが見つかりません - 404」エラーが表示されます。「カスタム リダイレクト」を設定すると、既に削除された古いURLでアクセスしてきたサイト訪問者を新しいURLに誘導することができます。


  • クローラとインデックス
  • こちらも「独自の robots.txt」「独自の robots ヘッダー タグ」の2項目があります。

    1. 「独自の robots.txt」
    2. 独自のrobots.txt」を使用すると、ブログ内の特定のページを検索エンジンがクロール(インデックス化)しないように指示することが出来ます。もちろん、他のサイトからのリンク設定されている場合、そのサイトからの経由で検索エンジンにクロール(インデックス化)されてしまう可能性はあります。

    3. 「独自の robots ヘッダー タグ」
    4. 独自の robots ヘッダー タグ」を使うと、サイトの特定のセッションを検索エンジンにクロール(インデックス化)しないように指示することが出来ます。「独自の robots.txt」に似た機能です。「ホームページ」「ページをアーカイブ、検索」「投稿やページのデフォルト」の3つのセクションでの設定が行なえます。


今回、実際の設定は以下のように行ないました。ご参考までにその手順を記します。
  1. Bloggerにログイン、設定画面へ

  2. Bloggerにログインし、ダッシュボード画面で「検索設定」を行なうブログの「その他のオプション」のプルダウンメニューの「設定」をクリックして設定画面にへ移動します。

  3. 「検索設定」をクリック

  4. 「設定」の「基本」設定画面が表示されます。左サイドメニューの下の方にある「設定」メニューの「検索設定」をクリックします。

  5. 「メタ タグ」の「編集」をクリック

  6. 検索設定の設定項目は、「メタタグ」「エラーとリダイレクト」「クローラとインデックス」の3種類です。まず「メタタグ」の設定を行ないます。「メタ タグ」の「編集」ボタンをクリックします。

  7. 「メタ タグ」に埋め込むコメントを入力

  8. 「メタ タグ」の編集画面が表示されたらコメント欄にブログの説明文を入力します。この「メタタグ」というのは、Googleなどの検索エンジンにこのブログは「こんな内容のブログですよ」というのを伝えるためのタグ設定です。自分がこんなことを発信するためのブログであるということを伝えるためのものなので、思いつくままにブログの説明をすればいいわけです。但し文字数の制約があり、最大で150文字(半角相当)ということになっています。

    この説明文を入れると、以下のようにページのソースに表示されます。
      <meta content='LGTブログはPC・Mac・iPhone等の設定、試した機能、やっている事、思っている事をつづるブログです。' name='description'/>
    青字部分がMETAタグ登録された説明文部分です。

  9. 2つの項目を各々指定
  10. 「エラーとリダイレクト」の設定画面では、「カスタム ページが見つかりません」「カスタム リダイレクト」の2項目について設定します。
    ●「カスタム ページが見つかりません」のメッセージをカスタマイズ
    間違ったURLや削除してしまったURLでアクセスされた場合に表示するメッセージをBoggerブログの利用者がカスタマイズできる機能です。前はこの機能はなかったようです。ページが見つからなかったときのメッセージを入力して「変更を保存」をクリックします。ちなみに何も指定しない場合の規定値は、「このブログ内でお探しのページは存在しません。」です。


    ●「カスタム リダイレクト」
    この機能は、投稿記事の追加や削除といった動的変化に対応するものといえます。参照リンクの先がなくなってしまうということを防ぐのに便利な機能で、古いURLを新しいURLで参照するように指定できます。リダイレクト元に古いURLを、リダイレクト先に表示したいURLを指定します。今は指定すべき古いページがないのでスルーします。詳しく知りたい人はGoogle Bloggerのヘルプページ「カスタム リダイレクト」を参照してください。

  11. 独自の「robots.txt」「robots ヘッダー タグ」を設定
  12. 「独自の robots.txt」「独自の robots ヘッダー タグ」の2項目について設定する。但し、「警告:注意してご使用ください。この機能の使い方を誤ると、ブログが検索エンジンに無視されることがあります。」のメッセージもあるので要注意です。ここの2項目についても特に現在検索エンジンに無視してもらう内容はないので何の設定もしませんでした。

    ●「独自の robots.txt」
    ブログ内の特定のページをクロールしないように検索エンジンに支持するための方法です。間違って指定するとブログの全てのページが検索エンジンから外されるという可能性があるということなので要注意です。興味のある方、指定が必要な方はチャレンジしてみてください。Google Bloggerのヘルプページ「独自の robots.txt」はこちら。一応、指定画面も載せておきます。

    ●「独自の robots ヘッダー タグ」
    こちらも警告メッセイーが同様についてます。この独自の robots ヘッダー タグを使用すると、サイトの特定のセッションをインデックスに登録できないようにクローラーに指示を出すことが出来るようです。登録されないような設定をする必要が無いので、こちらも今回はパスです。興味のある方、指定が必要な方はGoogle Bloggerのヘルプページ「独自の robots ヘッダー タグ」を見てみてください。画面を載せておきます。

    今回実際に設定を行なったのは「メタタグ」と「カスタム ページが見つかりません」の2箇所だけでした。後の「カスタム リダイレクト」や「独自の robots.txt」「独自の robots ヘッダー タグ」については、ブログを立ち上げたばかりということもあって必要性が感じられませんでした。また必要な場面がでてきたときに考えましょう。

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