2014-06-18

米ヤフー、全従業員に占める女性の割合は37%で、リーダー比ではわずか23%

米ヤフーは17日、「Workforce Diversity at Yahoo(従業員の多様性)」のタイトルで、自社(米国内)の従業員についての報告書を公表しました。その内容を見ると、女性従業員の割合は全体の37%で、指導的な役割(リーダー的な職制)に着いている女性はわずか23%に留まっています。


従業員の男女比率は、男性62%に対して女性は37%を占めています。この比率は先頃Googleが公開した同様の報告内容と比べると、Googleでの女性比率は17%ですので、比較的高い割合であることが分かります。ただ、指導的な役割(リーダー的な職制)に着いている従業員の構成では、女性はわずか23%で、多くのリーダーを男性(77%)が占めています。このことは、Googleの21%とさほど変わらない現状も浮き彫りにしています。また、人種構成は、白人が50%、アジア系が39%で全体の約90%を占めています。


この従業員構成を見る限り、タイトルにあるような「多様性」からはほど遠いことが分かります。わたしもそうですが、IT業界のイメージは「多様性」をイメージしていた人も多いんじゃないでしょうか。Googleも含め、 従業員の「多様性」は今後の課題と言えそうですね。現在、ヤフーを率いているのは女性CEO(最高経営責任者)マリッサ・メイヤー氏、彼女の今後の手腕にも注目ですね。

▶︎ Workforce Diversity at Yahoo | Yahoo

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