飛行機に乗った時だけじゃない「機内モード」の8つの活用方法：iOS Tips

「機内モード」は飛行機に乗った時に使うもの、そう思ってませんか？iPhoneには、携帯電話やGPSなど航空安全基準の関係で飛行機内で使えない機能をオフにする「機内モード」が搭載されています。電波受信をオフにできるこの機内モード、実は上手に使うととっても便利な機能なんです！と言うことで、飛行機に乗った時だけじゃない『機内モード』の活用方法の紹介です。

「機内モード」の設定は、［設定］→［機内モード］ or ［コントロールセンター］から行えます。

▶︎ iOS：機内モードについて

１．時間のない時など、高速で充電したいとき

充電時間は少しでも短い方がいい。充電時間を短縮するにはiPhoneを「機内モード」にするだけで効果があります。「かみあぷ速報」さんによると、バッテリーが5%増えるまでの時間を計測したところ、通常充電の場合には「11分27秒93」掛かったところを、「機内モード」をオフにして行ったところ「4分59秒45」で、実に半分以下の時間で出来たとのことです。時間のない時には是非お試しください。

２．静かな場所でのマナーとして

映画館や美術館などで有効です。「機内モード」をオンにすることで、iPhoneの携帯電話ネットワーク (音声およびデータ)がオフになり、着信やメールの通知などもオフにすることができます。マナーモードでもそれなりの効果はあるのですが、その場合は、マナーモードと同時に「バイブレーション」機能の振動音をオフにしておくと同様の効果が得られます。ただ、［設定］→［機内モード］や［コントロールセンター］からさっと設定できる「機内モード」設定の方がお手軽に設定できるので、やはり「機内モード」のオン設定の方がオススメですね。

３．仕事や勉強などを集中してやりたいとき

仕事や勉強など集中して行い時に、電話の着信音やSMSなど通知音などはすごく気になったりしますね。そんな時に「機内モード」設定をオンにしておけば、携帯電話ネットワークがオフになっているので今やっていることに集中できます。ただ、電話が全く鳴らないので、重要な電話が来ても全く分からないという状況になってしまいます。メールだけはチェックしたいという場合には、Wi-Fiをオンにしておけば、通常のメールをチェックすることが出来ます（SMS/MMSはチェックできません）。

４．優先席の側でもiPhoneを使いたいとき

電車やバスの優先席の側にいる場合、アナウンスで携帯の電源を切るように促されます。こんな場合にも「機内モード」のオン設定が有効です。「機内モード」のオン設定にすると、携帯電話ネットワーク (音声およびデータ)がオフになるので、電源を落としているのと同様の効果があります。iPhoneでゲームやあらかじめダウンロードしてあるビデオ、音楽を楽しむことが出来ます。ただし、本人以外はネットワークがオフになっていることが分からないので、言いがかりを付けられることがあるかもしれません。気をつけましょう。

５．動画撮影をしているとき

動画撮影をしている最中に、電話やメールで邪魔されないためにも「機内モード」のオン設定が有効です。長回しして撮影したい時は是非お試しください。

６．電波が入らない場所でのバッテリ節約に

最近はめっきり減りましたが、地下街にある飲食店など電波が入らない場所にいる時は、「機内モード」設定をオンにしておくことでバッテリの節約になります。iPhoneは電波の届かない場所や「圏外」でも常に電波を探してバッテリーを消耗しています。郊外の電波が入らない場所や山登りなんかでもバッテリの節約に有効ですね。

７．バッテリー残量が少なくなってきたとき

バッテリ残量が少なくなっている場合に、「機内モード」のオン設定をすることでバッテリの消耗を軽減することが出来ます。バッテリ残量が少なくなってきたけど、すぐに充電できない時や、少しでも音楽を聴いていたいなんて時にはお試しください。

８．LINEのメッセージを既読にせずに読みたいとき

LINEを既読にせずに読みたい時にも、「機内モード」のオン設定が有効です。「機内モード」にしておくと、iPhoneで既読にならずにメッセージを読むことができます。手順は簡単、「機内モード」設定にしてLINEアプリを起動し、メッセージを読み終わったらバックグラウンドでアプリを終了させます。

上記のように、「機内モード」は飛行機の中だけでなく利用できるので、うまく活用すれば役立つ機能です。今回上げた利用法以外にもまだ他にもあるかもしれません。是非、上手に活用してみてください。