2015-01-31

【Twitter】乗っ取り防止!iPhoneのTwitterアプリに2段階認証を設定する方法

Twitterアカウントが乗っ取られてスパムツイートに悪用された、というとアプリ連携の悪用を連想します。もちろん、アプリ連携については注意が必要です。ただ、ここ最近取り沙汰されている「偽ブランド販売サイトへ誘導」するスパムツイートの場合、「流出したID・パスワードによる乗っ取り」の可能性が高いと言われています。

Twitterログイン認証(Login Verification)

ということで、Twitterアカウントを乗っ取りから防ぐためにTwitterアプリに2段階認証を設定する方法です。二段階認証については、AppleGoogleFacebookDropboxなどメジャーなオンラインサービスで、不正ログインを防止する有効な手段として広く利用されています。

▶︎Apple IDの2段階認証(2ステップ確認)を設定しよう!
▶︎Googleアカウントの「2段階認証」プロセスを設定する方法
▶︎Facebookの「2段階認証」を設定する方法
▶︎Dropboxの「2段階認証」の設定方法
▶︎Evernoteユーザーなら絶対にすべき2段階認証の設定方法

Twitterでは“ログイン認証”と称する「2段階認証」機能が用意されています。とは言っても、Twitterのサポートページ「ログイン認証を利用する方法」を見ると「現在、ログイン認証を一時的に停止しています。ご迷惑をおかけし大変申し訳ありません。」とのメッセージが記載されています。


あたかも、「2段階認証」機能が停止されているような印象ですね。

ではどうするか?

Webサイトで自分のTwitterアカウントにログインして、[設定]から[セキュリティとプライバシー]ページを開くと、最上段にある「セキュリティ」項目に「ログイン認証」設定項目があります。ただ、ここでは「ログインリクエストを利用しない」がデフォルトで設定されていて他の選択肢「携帯電話にログイン認証リクエストを送信」または「ログイン認証リクエストをTwitterアプリに送信する」に変更できません。


ここで諦めてしまいそうですね。気を取り直して「ログイン認証」項目の最下段の文章を読むと、「設定をしたTwitter for iPhone、またはTwitter for Androidでタップするだけでリクエストの承認ができます。」と書いてあります。つまり、iPhoneやAndroid端末側から「ログイン認証」設定すれば、リクエストを承認してくれると言うことです。

早速、iPhone側の公式Twitterアプリから「ログイン認証」設定を行ってみましょう。


Twitter for iOSでログイン認証を利用する方法


あらかじめ「ログイン認証」を設定するモバイル端末に公式Twitterアプリがインストールされている必要があります。


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  1. iPhoneの公式Twitterアプリを起動し、画面下のメインメニュー左サイドにある[アカウント]をタップ、アカウント・タブの右側にある歯車マーク[設定アイコン]をタップします。表示メニューの中から[設定]をタップします。


  2. [設定]画面の最上段にある「アカウント名」をタップします。開いたページを一番下までスクロールして[セキュリティ]オプションをタップします。


  3. 「セキュリティ」画面の「ログイン認証」のスイッチを「オン」にします。ログイン認証の有効化確認画面が表示されたら、「確認」ボタンをタップします。


  4. ログイン認証を有効にするには、Twitterアカウントに携帯電話番号を登録する必要があります。」のメッセージが表示されたら、「携帯番号を追加」ボタンをタップし、認証設定を行う電話番号を登録します。


  5. 登録した電話番号宛に“認証コード”がSMS送信されます。「認証コード」欄に受信したコードを入力すると、次の画面が表示されます。「ログイン認証」のスイッチを“オン”にします。


  6. 「ログイン認証」を“オン”にすると、確認画面が表示されます。「確認」ボタンをタップします。「成功しました」のメッセージウィンドウが表示されたら「OK」ボタンをタップします。


  7. バックアップコード」画面が表示されます。「バックアップコード」は、携帯電話を紛失した際にTwitterアカウントにアクセスするコードとなります。書き留めるかスクリーンショットを撮って、安全な場所に保管しましょう。

これで「ログイン認証(2段階認証)」機能が有効になりました。次回からtwitter.comでアカウントにログインするときや、Twitter for iOS、Twitter for Android、またはmobile.twitter.comを使って別のモバイル端末からアカウントにログインするときに、プッシュ通知がモバイル端末に送信されます。 プッシュ通知を開いてログインリクエストを承認すると、すぐにtwitter.comでアカウントにログインできます。

ちなみに、Webサイトで自分のTwitterアカウントにログインして、[設定]→[セキュリティとプライバシー]ページを開き「セキュリティ」項目を見ると、上記で設定した内容「Twitter for iPhoneにログインリクエストを送信」に変更されていることが確認できます。



iOSでログイン認証を無効にするには


  1. iPhoneの公式Twitterアプリを起動し、画面下のメインメニュー左サイドにある[アカウント]をタップ、アカウント・タブの右側にある歯車マーク[設定アイコン]をタップ。次いで[設定]ボタンをタップします。


  2. [設定]画面の最上段にある「アカウント名」をタップします。開いたページを一番下までスクロールして[セキュリティ]オプションをタップします。


  3. 「ログイン認証」を“オフ”にします。確認画面が表示されるので「確認」ボタンをタップして設定を保存します。

ちなみに、セキュリティとプライバシー設定で[ログインリクエストを利用しない]を選択しても、ログイン認証を無効にすることが出来ます。


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