Apple、iOSデバイスで操作する「スマートホームプラットフォーム」をWWDC 2014で発表？！

Appleは来週6月2日から開催されるWWDC 2014（Worldwide Developers Conference）で、「iPhone」や「iPad」を利用した家庭の照明やセキュリティシステムといったコネクテッドアプライアンス（ネット接続家電）を制御する新しいスマートホームプラットフォームを発表するようだと、Financial Timesが匿名情報筋による話として報じています。

匿名の情報元によると、「iOS」デバイス上で動作し、対応するOSは「iOS 8」に組み込まれる見込みだとしています。Appleは、iPhone向けアクセサリの「Made for iPhone（MFi）」認証プログラムと同様に、この新しいプラットフォームはサードパーティー端末メーカーに開放され、それらのメーカー製の端末がAppleのオートメーションシステム上で動作できるようにする予定とのことです。

Appleは既に、自動車分野への進出を「Car Play」によって果たしており、WWDC 2013で車載ダッシュボードの画面にiOSをさらに統合する計画を発表しています。また、位置検知技術「iBeacon」も2013年終わりに提供され、Appleの屋内ナビゲーション、自動発券、位置関連のプロモーションなどに既に利用されています。今回の家電製品やセキュリティシステムをiOSデバイスで制御するホームオートメーションは、今後成長が期待できる新規市場の1つと見られています。

via: 9to5Mac