【iOS】iOS 9アップデートの前にやっておくべき準備について

いよいよ、Appleの一大イベント「iOSのメジャーアップデート」の季節がやって来ます！iPhone 6sと言われている新型iPhoneの登場とともに、iOSのメジャーアップデート「iOS 9」がリリース、登場します。「iOS 9」へのアップデートの際にあわてない為に事前準備をしっかりやって、“その時”に備えておきましょう！

ということで、今回は来る「iOS 9」リリースに備え、いざアップデートという時にあわてない為の事前準備について記しておきます。

1. バックアップを取っておく
2. iOS 9との互換性を確認
3. パスワードやアカウントのログイン情報を確認

アップデート前にやっておくべき事は、「バックアップを取っておく」「使用するデバイスのiOS 9との互換性を確認」「パスワードやアカウントのログイン情報を確認」しておくの３点ですね。

１.バックアップを取っておく

iOS 9アップデートの際に、アップデート途中で止まってしまった！など、不測の事態が発生しないとも限りません。そんな時にもその前の状態（iOS 8.X）への復元、原状回復ができるようにしてくためには、アップデート前のバックアップが欠かせません。iOSデバイスのバックアップ方法はiTunesとiCloudでのバックアップの２つの方法があります。どちらの方法が最適かを判断して、必要に応じてバックアップを取ればいいのですが、出来るだけiTunesでのバックアップ（暗号化バックアップ）がお勧めです。iTunes、iCloud双方にバックアップしておけば、より安心ですね。

iTunesを使ってバックアップを作成する方法

PCやMacを所有しているのであれば、iTunesをインストールして、iTunesを使ったバックアップがお勧めです。その際は、iTunesに「バックアップを暗号化」して保存する機能があるので、この暗号化機能を使用したバックアップを行いましょう。通常のバックアップでは保存することのできないゲームの履歴なども保存できるので、iOS 9アップデートに失敗した際の復元がより完全になるメリットがあります。

▶︎iTunesの『バックアップの暗号化』機能でiPhoneのデータを丸ごとバックアップ

●iTunesで「暗号化」によるバックアップ

iTunesへのバックアップは「iPhoneのバックアップを暗号化」機能を使って行いましょう。

iCloudを使ってバックアップを作成する方法

PCやMacを持っておらず、iTunesへのバックアップが出来ない場合には、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスのバックアップは、iCloudを使って行います。もし、PCやMacを持っている場合でも、予備としてiCloud上にバックアップしておくことをお勧めします。iCloudへのバックアップには、Wi-Fi環境が必須となります。以下、簡単にその手順を紹介します。

1. まず最初にデバイスをWi-Fiネットワークに接続します。


2. 次いで、［設定］→［iCloud］→［バックアップ］の順にタップします。
もしiOS 7以前で使用している場合には、［設定］→［iCloud］→［ストレージとバックアップ］の順にタップします。





3. 「iCloud バックアップ」の設定を「オン」にします。





4. 「iCloud バックアップ」の設定を「オン」にすると、画面下に「今すぐバックアップを作成」ボタンが表示されるので、これをタップします。バックアップが開始されるので、Wi-Fiネットワーク接続の状態にしたまま、すばらく待ちましょう。





5. 最後に「iCloud バックアップ」がちゃんと完了したか確認しましょう。［設定］→［iCloud］→［容量］→［ストレージを管理］の順にタップし、該当のデバイスが表示されていたら、そのデバイスをタップします。作成されたバックアップの詳細が表示されるので、表示されている時刻とバックアップサイズを確認します。

２.iOS 9との互換性を確認

現在、該当のiPhoneなどでiOS 8以降を使用している場合には、そのままでiOS 9にアップデートすることが出来ます。iOS のバージョンを確認するには、［設定］→［一般］→［情報］で確認することができます。


現在、該当のiPhoneなどでiOS 8以降を使用していない場合には、使用しているデバイスがiOS 9 にアップデート可能かどうか確認する必要があります。下記のiOS 9と互換性のあるデバイスで、現在使用しているデバイスがあればオーケーです。

iOS 9と互換性のあるデバイス

●iPhone

• iPhone 4s
• iPhone 5
• iPhone 5c
• Phone 5s
• iPhone 6
• iPhone 6 Plus

●iPad

• iPad Air 2
• iPad Air
• iPad 2
• iPad（第3世代）
• iPad（第4世代）
• iPad mini 3
• iPad mini 2
• iPad mini

●iPod

• iPod touch（第5世代）

３.パスワードやアカウントのログイン情報を確認

現在、多くのユーザーの方はiPhoneなどのデバイスでの認証にTouch IDを使用しているものと思われます。通常、Touch IDを使用していてパスコードを使うことはめったにないかもしれませんね。ただ、iOS 9にアップデートするときにはこのパスコードが必要になります。

パスコードを忘れてしまって思い出せない場合には、iOS 9へのアップデートの前に必ずApple IDのパスワードを取得しておく必要があります。Apple IDのパスワードでサインインできない場合には、パスワードをリセットし、Apple IDアカウントへのアクセスを回復しておきましょう。

▶︎iPhoneのパスコードを忘れた、または無効になった時の解決方法

▶︎Apple IDのパスワードを忘れた時の復旧・対処方法について