2014-08-11

IFTTTレシピ、見逃したくないTwitterアカウントの新着ツィートをiPhoneの「通知センター」に通知させる方法:iOS Tips

Twitterでフォローしているツィートは時とともにどんどん増えてしまいます。その中でも必ず読みたい、見逃したくないという特定のTwitterアカウントがあっても、他のツィートにまぎれて読み落としてしまうなんてことってありますよね。毎回、その人のTwitterページに行って見ればいいんでしょうが、…。出来ればツィートされた最新の情報を知らせてくれるとうれしいですね。実はちょっと工夫しないと出来ないのですが、Twitterアカウントを「RSSフィードURL」に変換して、この「RSSフィードURL」とiPhoneの「通知センター」をIFTTTで連携レシピを作成すれば可能です。


そこにたどり着くまでの紆余曲折と手順を書いておこうと思います。

ということで、今回のブログは、

「見逃したくないTwitterサイトの最新ツィートを確実にゲットしたい」

です。

最初に思いついた設定は、IFTTT(if this then that)でレシピを作成することでした。以下のような感じで作成しようと思いました。

フォローしているTwitterの中の「特定の人のツィート」の最新ツィートをiPhoneの「通知センター」に通知させる

というレシピが作成できればOK!と思ってちょっとやってみました。


上の図のようなレシピ作成で出来ると思い、Twitterを指定した「これ(This)」のトリガー条件を探すことにしました。「トリガー条件」は「Twitterがどのような場合に」といった条件付けを行います。現行で用意されているトリガーを見ると以下のようになっています。

  • New tweet by you(新しくツィートしたら…)
  • New tweet by you with hashtag(特定のハッシュタグを使用して新しくツィートしたら…)
  • New tweet by you in area(ある特定のエリア内で新しくツィートしたら…)
  • New link by you(つぶやきが新しくリンクされたら…)
  • New follower(新しくフォローされたら…)
  • New favorite tweet by you(新しくお気に入り登録したら…)

ということで、「フォローしているTwitterアカウントの新着ツィートがあったら…」という条件に当てはまりそうなものがないことが分かりました。では、どうするか?

特定のTwitterアカウントをRSSに変換して、そのRSSのURLをiPhoneの通知センターに知らせてくれるIFTTTレシピを作成する

ということをすれば、見逃したくない特定の人のTwitterアカウントのツィートを逃さずに見ることが出来ます!Twitterは以前はツイートをRSSで配信していましたが、現在はこの機能は削除されてしまいました。なので、一度RSSに変換してあげる必要があります。

まずは、Webサービス「RSS 4 Twitter」を使ってTwitterアカウントをRSSとして「RSSフィードURL」を取得します。この「RSSフィードURL」を使ってIFTTTレシピを作成することで、見逃したくないTwitterアカウントの新着ツィートをiPhoneの「通知センター」が知らせてくれます。


特定の人のTwitterアカウントをRSS変換してURLを取得


RSS 4 Twitter」を使って、見逃したくない特定の人のTwitterアカウントをRSS変換してURLを取得します。まずは「RSS 4 Twitter」サイトにアクセスします。


  1. Twitterアカウントを入力
  2. 「RSS 4 Twitter」にアクセスして、RSSを生成したいTwitterアカウントを入力します。入力したら「Get RSS」をクリックしましょう。Twitterアカウントは「@」で表されている「@」以降の文字列です(例:当ブログのTwitterアカウント「@LifeGpper」の「@」を外した「LifeGpper」部分)。


  3. 最新ツイートがRSS出力された画面を表示
  4. Twitterアカウントの指定が正しければ、「Get RSS」をクリックすると、Twitterの最新ツイートがRSSとして出力された画面が表示されます。ブラウザによっては文字コード設定により、文字化けして表示されることもありますが、そのまま進みましょう。


  5. 出力されたRSS用のURLをコピー
  6. URL表示窓に出力されたRSSのURLをコピーします。


コピーしたURLを使用しているRSSリーダーにコピーすれば、特定のTwitterアカウントのツィートをRSSリーダーで、見落とすことなく読むことが出来ます。例えばFeedlyにコピーしたURLをペーストして登録すると、以下のようにTwitterアカウントのツィートがFeedlyのページに表示されます。


今回の目的は、RSSリーダーへの登録ではなく、このTwitterアカウントのツィートをiPhoneの通知センターで表示させることなので、この「RSSフィードURL」とiPhoneの「通知センター」連携のIFTTTレシピを作成します。



iPhoneでIFTTT「レシピ」を作成


まずは、iPhone側にメールなどで上記で取得した「RSSフィードURL」を送っておきましょう。次いで、送られた「RSSフィードURL」をコピーしておいて、IFTTTアプリを起動します。
  1. [すり鉢]アイコン、「+」アイコンをタップ
  2. iPhoneの「IFTTT」アプリを起動します。起動画面ですり鉢アイコンをタップし、「Recipes」画面で「+」アイコンをタップします。


  3. 水色の「+」アイコンをタップ
  4. 「Create a Recipes」画面で水色の「+」アイコンをタップ、「Select Trigger」画面で画面上のアプリアイコンの「Feed」を選んで、アイコン下に表示されたFeedエントリーで「New feed item」の水色「+」アイコンをタップします


  5. 「Feed URL」に入力して「Next」アイコンをタップ
  6. 前もってコピーしたRSSフィードのURLを「Feed URL」に入力して、右上にある水色の「Next」アイコンをタップします。これで、「If This Then That」の「This」の設定は完了です。次いで「That」の設定に移行します。「Create a Recipe」画面の赤い「+」アイコンをタップします。


  7. 「iOS Notifications(通知センター)」を設定
  8. 「Select Action」画面上のアプリアイコンの鐘アイコン「iOS Notifications(通知センター)」を選んで、アイコン下に表示された「Send a notifications」の右サイドの赤い「+」アイコンをタップします。「Finish」画面が表示されたら作業完了です。「Finish」ボタンをタップして完了しましょう。


  9. 「Recipes」一覧画面
  10. 「Recipes」一覧画面に遷移します。今登録したレシピも一覧に表示されます。


お疲れさまでした。これで、気になる、見逃したくない特定の人のTwitterアカウントからのツィートが、iPhoneの通知センターにツィートされる都度に表示されるようになります。必ず、見逃したくないツィートを確認できるようになりました!


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