2014-03-29

総務省、緊急速報メールで新たに「弾道ミサイル」情報の配信を開始 〜 ドコモ、au、ソフトバンクモバイルの3キャリア利用者へ 〜

総務省消防庁は3月28日、報道資料として「緊急速報メールによる弾道ミサイル情報等の配信」のアナウンスを行いました。これは、携帯電話ユーザに向けて弾道ミサイルやテロ関連情報を直接通知するというものです。緊急速報メールは、緊急地震速報および津波警報を送ることを目的に開発されたシステムです。そこに今回、「弾道ミサイル情報等の配信」」が追加されたということです。実際の配信運用は4月1日からとのことです。


物騒な世の中になってきました。「弾道ミサイル接近中。直ちにシェルターに退避してください!」なんて緊急メールが自分の携帯に着信されたら、これは恐ろしいことです。そもそもどこにシェルターがあるのか。

緊急速報メールは被害が想定されるエリアを対象に、その地域の携帯電話やスマートフォン等ユーザに対してメッセージを 一斉配信します。対象の携帯電話やスマートフォン等ユーザは、NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー電話(au)、そしてソフトバンクモバイルの3キャリアに限られています。この3キャリアがカバーするのは、日本の人口の90%。携帯電話やスマートフォンを持っていない、あるいは対象の3キャリア以外のものを使っている人に対しては、スピーカーやサイレンなどの従来の伝達方法で警告を発するとのことです。

  1. 開始日
  2. 平成26年4月1日(火)

  3. 対象者
  4. 携帯電話ユーザー(ドコモ、au、ソフトバンクモバイル)

  5. 緊急速報メールで配信する情報
  6. Jアラートで配信される弾道ミサイル情報等の国民保護に関する情報

【参考】緊急速報メールの概要

  1. サービス提供事業者とサービス名称
  2. 株式会社NTTドコモの緊急速報「エリアメール」、KDDI株式会社/沖縄セルラー電話株式会社(au)及びソフトバンクモバイル株式会社の「緊急速報メール」

  3. 特長
  4. ・特定エリアにある携帯電話やスマートフォン等に対してメッセージを一斉配信
    ・災害等による通信の混雑の影響をほとんど受けない
    ・登録手続不要、利用料無料


via: TechCrunch JapanThe Verge
Source: 消防庁報道資料(PDF)

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