2014-11-25

【OS X Yosemite】iTunesのライブラリ・データを移行させる方法:古いMacから新しいMacへ

Macを買い替えたときにiTunesのデータを移行する方法です。Mac miniを使っていて、気が付けば早4年が経過していました。先ごろ、新型Mac mini(Late 2014)がリリースされたのを機に、衝動的に買い替えを決意。その時にはたと気付いたのが、「iTunesのライブラリに入れてあるCDから取り込んだミュージックはどうやって移行したらいいの?」でした。


iTunesのライブラリを古いMacから新しいMacに移行する方法はいくつかあります。Appleのサポートページ「iTunes:音楽ファイルを新しいコンピュータに移動する方法」を見ると、以下の方法が紹介されています。

  • ホームシェアリング
  • 新しいコンピュータがインターネットに接続されている状況では、これがもっとも簡単なオプションです。複数のコンピュータ間で、常に全 iTunes ライブラリが同期された状態になるようにするにはこの方法がベストです。ただ、今回行おうとしているのは、古いMacから新しいMacへのiTunesデータの完全移行です。古いMacもこのまま使用することを前提にしており、古いMacを引退させようと思っている場合には、この方法は使えません。

  • 外付けドライブ
  • コンテンツを移動するだけでなく、外付けドライブに iTunesライブラリのバックアップが作成されます。ほとんどの iPodを外付けドライブとして使用できるとのことですが、iPhoneが世に出て移行、iPadは使わなくなっているので、iPadは使えません。また、別に外付けハードディスクを用意するには費用が掛かります。

  • 購入した項目の転送
  • 最も簡単な方法ですが、iTunes Storeから購入したコンテンツのみが移行対象です。CDで取り込んだミュージックは当然移行できません。

iTunes 10.3以前であれば、iTunesライブラリをCDやDVDにバックアップして、新しいMacで復元することも可能ですが、使用しているiTunesのバージョンは最新の「12」ですので、この手も選択肢に入りません。

で、結局消去法で選んだ移行方法は、「移行アシスタントを使って別の Mac からファイルを転送する方法」です。Mac同士を接続する方法は「FireWire」「Ethernet」「ワイヤレス」「Time Machine バックアップまたはほかのディスク」の4つがあります。「FireWire」は新型Mac mini(Late 2014)ではポートがありません。「ワイヤレス」では転送に多大な時間が想定されます。「Time Machine バックアップまたはほかのディスク」は購入しないとないので費用がかかるので却下しました。ということで、「Ethernet」で直接Mac同士を繋ぐことにしました。

今回のiTunesライブラリ・データの移行方針は、

「Ethernet」で直接Mac同士を繋いで「移行アシスタント」

を使用するというものです。この方法が一番費用もかからず、簡単ではないかという選択基準からの選択です。では、実際に行ったiTunesライブラリ・データの移行手順を記して行きます。


古いMacのiTunes「ライブラリを整理」

まずは、古いMacのiTunesライブラリを整理しましょう。

1.iTunesのライブラリ・データ格納場所を確認

iTunesのライブラリ・データは、iTunesの設定を変更していなければ、Macの[ミュージック]→[iTunes]→[iTunes Media]に保存されています。

/Users/(ユーザー名)/Music/iTunes/iTunes Media


もし、ライブラリ・データの保存場所を変更している場合には、[iTunes Media]フォルダの場所をチェックしておきましょう。iTunesを起動してメインメニュー[iTunes]→[環境設定]→[詳細環境設定]→[詳細]タブを開くと「"iTunes Media"フォルダの場所」に表示されています。


2.iTunesの「ライブラリを整理」

[iTunes Media]フォルダの内容をそのまま新しいMacの[iTunes]フォルダに移行した場合、iTunesの設定内容によってはうまくデータの移行ができないことがあります。一度、データを移行する前にiTunesのライブラリを整理しておきましょう。iTunesを起動してメインメニューから[ファイル]→[ライブラリ]]→[ライブラリを整理…]をクリックします。


ライブラリを整理]画面では、「ファイルを統合」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックします。


すると、先ほど確認した[iTunes Media]フォルダにライブラリ内の全てのデータが整理・統合されます。



移行先の新しいMacの初期設定


新しいMac(今回はMac mini)の電源コード、モニター、通信環境(Wi-Fiなどを確認)に繋いで、電源を入れます。Macが起動すると、「設定アシスタント」が開いて、簡単な設定手順を案内してくれるので、その手順に従って設定します。


移行アシスタントを使って新しいMacにファイルを転送する方法


移行アシスタントを使って2台のMacを接続するには、先ほど記したように「FireWire」「Ethernet」「ワイヤレス」「Time Machine バックアップまたはほかのディスク」の4つの方法があります。今回は、Ethernetに対応したMac同士は、Ethernet ケーブルを使って直接接続できるという理由から、「Ethernet」で行おうと思います。

1.移行を始める前の確認と注意点

  • ポータブル Macをお使いの場合は、電源ケーブルが接続されていることを確認します。
  • 移行元のMacに最新のアップデートがインストールされていることを確認するため、ソフトウェア・アップデートを実行します。
  • 移行元のMacで、他社製のソフトウェアがすべて最新バージョンになっていることを確認します。
  • 移行元のMac上でシステム環境設定の「共有」パネルを開きます。「コンピュータ名」フィールドに名前が入力されていることを確認します。
  • 移行中はどちらのコンピュータもスリープ状態にならないようにします。コンピュータが両方ともスリープ状態にならないようにするには、Apple () メニューから「システム環境設定」を選択、メニューから「省エネルギー」を選択します。そして、「コンピュータのスリープ」をスライダを調整して「しない」に、「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」のチェックを外します。
  • Ethernetを使って移行する場合は、2台のコンピュータを1本のEthernetケーブルで接続します。コンピュータをハブやスイッチ、ルータに接続する必要はありません。Ethernetケーブルを使った方が、ワイヤレス接続の場合よりも早く移行できます。移行時のパフォーマンスを最大化するため、移行を開始する前に、移行元と移行先の両方のコンピュータが有線ネットワークに接続されていることを確認します。

2.2台のMacをEthernetケーブルで直接接続

移行元の古いMacと移行先の新しいMacの2台をEthernet(イーサネット)ケーブルで直接接続します。


3.移行元の古いMacで「移行アシスタント」を起動

移行元の古いMacで、[アプリケーション]→[ユーティリティ]にある「移行アシスタント」を起動し、「続ける」をクリックします。



4.名前とパスワードを入力

「移行アシスタント」での変更処理を許可するために、表示されたダイアログに管理者の名前とパスワードを入力し、「OK」をクリックします。ここで「OK」をクリックすると、起動している全てのアプリケーションが強制的に終了されます。


5.移行方法で「別のMacへ」を選択

「移行アシスタント」モードに画面が切り替わり、他の処理は出来なくなります。移行先の新しいMacに移行方法を選択する画面が表示されたら、「別のMacへ」を選択し、「続ける」をクリックします。


6.「ほかのコンピュータを検索中…」

移行先の新しいMacがネットワーク(Ethernetケーブル)で接続されていることを確認します。「ほかのコンピュータを検索中…」表示になっている状態で、移行先の新しいMacで「移行アシスタント」を起動し、次作業に移ります。


7.移行先の新しいMacで「移行アシスタント」を起動

移行先の新しいMacで、[アプリケーション]→[ユーティリティ]にある「移行アシスタント」を起動し、「続ける」をクリックします。



8.名前とパスワードを入力

「移行アシスタント」での変更処理を許可するために、表示されたダイアログに管理者の名前とパスワードを入力し、「OK」をクリックします。ここで「OK」をクリックすると、起動している全てのアプリケーションが強制的に終了されます。


9.移行方法で「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選択

「移行アシスタント」モードに画面が切り替わり、他の処理は出来なくなります。移行先の新しいMacに移行方法を選択する画面が表示されたら、「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選択し、「続ける」をクリックします。


10.転送元の古いMacを選択

移行先の新しいMacの「移行アシスタント」画面が「このMacに情報を転送」画面に切り替わり、転送元の古いMacが表示されます。表示された転送元の古いMacを選択し、「続ける」をクリックします。


11.2つのMacに表示される6桁の「数字コード」を確認

移行先の新しいMacの「このMacに情報を転送」画面、および転送元の古いMacの「別のMacに移行」画面に6桁の数値コードが表示されます。両方のMacに表示されているコードが同一であることを確認して「続ける」ボタンをクリックします。

転送元の古いMacの画面


移行先の新しいMacの画面


12.移行先の新しいMacで「転送する情報を選択」

転送元の古いMac側画面は「情報を転送中」に、移行先の新しいMacの画面はなります。「転送する情報を選択」画面が表示されます。移行先の新しいMacで「転送する情報を選択」したら、「続ける」ボタンをクリックします。

転送元の古いMacの画面


移行先の新しいMacの画面


今回は古いMacにある「iTunesのライブラリに入れてあるCDから取り込んだミュージック」を新しいMacに移すのが目的なので、「書類とデータ」のみチェックし、「書類とデータ」の右側にある[編集…」ボタンをクリックします。
※もし、設定を含めて古いMacから新しいMacに移行するのであれば、「アプリケーション」「書類とデータ」「コンピュータとネットワーク設定」まで全てにチェックを入れて転送することも検討された方がいいかもしれません。必要に応じ選択してください。

13.「ミュージック」フォルダのみにチェック

すると、「転送する書類とデータを選択してください:」ダイアログ画面が表示されます。iTunesのライブラリに入れてあるCDから取り込んだミュージックは、Macの[ミュージック]→[iTunes]→[iTunes Media]に保存されているので、「ミュージック」フォルダのみにチェックを入れ、他のフォルダのチェックは外します。「OK」ボタンをクリックしてダイアログ画面を閉じます。移行する情報を確認し、「続ける」ボタンをクリックします。


14.「情報を転送中」画面が表示

「情報を転送中」画面が表示され、データ転送が開始されます。情報量によりますが、iTunesライブラリ・データの転送だけでも数時間は掛かることを覚悟しましょう。後はひたすら待つだけです。


15.「移行が完了しました」で終了

古いMac及び新しいMacの画面に「移行が完了しました」と表示されれば、移行作業は終了です。

転送元の古いMacの画面


移行先の新しいMacの画面



新しいMacの認証設定


iTunesのライブラリのデータを移行できたら、Apple IDでコンピューターを認証しましょう。デジタル著作権管理(DRM)がかかっているファイルを使用できるようになります。

新しいMacのiTunesを起動し、メニュー[Store]にある「このコンピューターを認証」をクリック、遷移画面の指示で行います。



古いMacの認証を解除


もう使わない古いMacを認証させたままだと、MacBook ProやMacBook Airなど新たにiTunesをインストールして同期したいMacが増えた場合にApple IDが認証できずに困ることがあります。また、他人に譲渡する場合も考えられます。そのためには、古いMacの認証を解除しておきましょう。

古いMacのiTunesを起動し、メニュー[Store]にある「このコンピューターの認証を解除」をクリックし、遷移画面の指示で行います。



▶︎ iTunes:音楽ファイルを新しいコンピュータに移動する方法
▶︎ 移行アシスタントを使って別の Mac からファイルを転送する方法


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