App Storeで購入したアプリは、一度iPhoneにダウンロードしてしまうと購入履歴にずっと表示されることになります。iPhoneでアプリを削除しても、再度ダウンロードできるように、購入履歴に表示されたままです。「App Store」アプリの「アップデート」画面の「購入済み」をタップして「すべて」表示を見れば、iPhone上にあるものと「このiPhone上にないもの」を確認することができます。
iPhoneから削除して再度復活させたい場合には、とても便利な機能なのですが、長年使っていると「これはもう2度と使わないな」といったアプリも数がどんどん増えてきます。そんな時は、アプリそのものの存在を消したい、整理したいと思うことがありますよね。
iPhoneの購入履歴からアプリを削除（非表示）するには、MacやPCのiTunesで行う必要があります（残念ながら、iPhone単体では出来ません）。
購入済みアプリをiPhoneから削除（非表示）する方法
- Mac、PC側のiTunesを起動して、「App Store」ページを開き、アカウントメニューを開き、プルダウンメニューから「購入した項目」をクリックします（サインアウトしている場合はサインインして下さい）。
- 購入アイテム「ミュージック」がデフォルトで表示されるので、画面右上にある「App」をクリックします。
- 購入したアプリの一覧が表示されます。デフォルトでは「ライブラリ内にはありません」リストが表示されるので、全部見たい場合には「全て」を選択しましょう。で、削除（非表示）したいアプリのアイコンの左上にカーソルを合わせると、カーソルが矢印から指のアイコンに変わるので、この状態でクリックします。
- すると、「この購入済みアイテムを非表示にしますか？」の確認ダイアログが表示されるので、「非表示」ボタンをクリックします。これで、iTunesの購入履歴から削除され、iPhone側の「App Store」アプリの「購入済み」アプリ一覧を見ても削除された状態になります（多少、タイムラグがあります）。
確認ダイアログで「この購入済みアイテムを非表示にしますか？」と表示されたように、購入したアプリが表示されなくなりますが、削除されるわけではありません。一度購入したアプリは消すことはできません。表示されなくなるだけです。“削除”したけれども、再度復活したいということもありますからね。以下の手順で、“削除”したアプリをいつでも復活させることができます。
削除した購入済みアプリを再度表示する方法
- Mac、PC側のiTunesを起動して、「App Store」ページを開きます。ログインしてない場合には、Apple IDでログインします。アカウントメニューを開き、プルダウンメニューから「アカウント情報」をクリックします。
- 使用しているApple IDのパスワードを要求されたら、パスワードを入力して「アカウントを表示」ボタンをクリックします。
- 「アカウント情報」画面が表示されます。「iTunes in the Cloud」項目の右サイドにある「管理」リンクをクリックします。
- 「非表示の購入済みアイテム」の画面が表示されます。デフォルトで「ミュージック」が表示されるので、「App」に切り替えましょう。
- 非表示にしたアプリが表示されたら、購入済みアプリとして表示（復活）したいアプリのアイコン下にある「表示する」ボタンをクリックします。
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