2015-03-04

Apple、「iOS 8.2」正式リリースは来週に…。セキュリティ・バグ「FREAK」対応で

先週、「iOS 8.2」が3月2日、遅くとも今週中に正式にリリースされるとの情報がありましたが、来週に先延ばしされたようです。Appleが最近発見されたセキュリティー上の不具合を来週修正することを明らかにしており、このためとの観測が流れています。


ロイターの伝えるところによると、Appleは3日に最近発見されたセキュリティー上の不具合を来週修正すると明らかにした、とのことです。この脆弱性は「Freak」と呼ばれ、ユーザーが脆弱性のあるAppleのブラウザ「Safari」や、Googleの基本OSソフト「Android」のブラウザなどを使用した場合に、通信内容を監視される恐れがあるとのことです。アクセスした場合にサイバー攻撃を受ける可能性のあるサイトは、ホワイトハウスや米国家安全保障局(NSA)、米連邦捜査局(FBI)の重要機関を含め、数十万サイトにのぼるとのことです。

TechCrunchによると、このセキュリティ・バグ「FREAK」は、90年代から見過ごされてきた深刻な脆弱性で、Appleはいち早く修正を約束したとのことです。

この件について、Appleの広報担当者は「この問題に関してわれわれはiOSとOS Xを修整した。来週のソフトウェア・アップデートで一般に公開する予定だ」と述べたとのことです。

今週予定されていた「iOS 8.2」正式リリースの来週への延期は、この脆弱性への対応がに影響したものと思われます。

via: ReutersTechCrunch


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