Dropboxの約700万件のアカウント流出情報。Dropbox側は否定し、ユーザーには2段階認証を推奨

「Dropbox」がハッキングされ、ユーザーのアカウント及びパスワード約700万件が流出したとの情報がThe Next Webなどにより報道されています。

Dropboxでは、昨日から「Dropbox」上のデスクトップ・アプリでファイルが消えるという不具合に見舞われています。そこに今度は「Pastebin」上に「Dropbox」をハッキング、Bitcoinを要求する書き込みがありました。

「6,937,081件のDropboxアカウントをハッキングした。Bitcoinの寄付の額によっては、もっと多くの（Dropbox）アカウントをPastBinに公開する。」との声明文となっています。そして、手始めとしてDropboxの400件のアカウント及びパスワードが貼り付けられています。

これに対して、Dropbox側は公式ブログにて、「Dropboxはハッキングされていません。」と全面的に否定しています。

Dropbox側は、「これらのアカウント及びパスワードは他のサービスサイトから盗まれたもので、現在これらの大半は使用期限が切れており、ハッキングの被害はない。」とのコメントを公開しています。

ただ、Dropboxはセキュリティを強化するために、パスワードの変更及び2段階認証を推奨しています。

▶︎ Dropboxの「2段階認証」の設定方法