2014-07-01

Apple、iTunes Uのアップデートを発表 — コース作成、教師と学生、生徒のディスカッション管理がiPadで利用可能に

Appleは6月30日、教育・学習向けのコンテンツ配信用iOSアプリ「iTunes U」のアップデートを行うことを発表しました。アップデートにより、iPad上での教育コンテンツの作成体験ができるだけでなく、教育コンテンツの作成・編集・管理を行うことが出来るようになります。また、学生がiPadから直接授業のディスカッションや質問ができ、「iTunes U」を通じていっしょに授業を行うことが出来るようになるとのことです。7月8日(現地時間)よりメジャーアップデートされた「iTunes U」を利用できることになるとのことです。


「iTunes U」は2007年にサービスを開始し、iTunes StoreにiTunes U専用の配信チャネルを開設しています。スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校、マサチューセッツ工科大学などが当初から参加し、iTunes Uを通じて講義の映像を一般向けに配信しています。日本でも2010年あたりから、東京大学をはじめ、慶応義塾大学、早稲田大学、明治大学などが講義映像の配信を行っています。これら講義映像の中には、一般の人が見ても興味をそそるコンテンツが数多く用意されています。

今回のアップデートにより、インタラクティブで双方向的な授業風景が実現すると期待されます。まさに聴くだけの講義からコラボ型講義へと、革新的な教育体験が出来ることを期待したいですね。


▶︎ Apple プレスリリース

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