2014-06-19

アジアの大学ベスト100:東大が1位、京大は7位、東工大13位など日本からは20校

イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education」は18日、アジア地域の大学ランキング2014(THE Asia University Rankings 2014)のトップ100校を発表しました。


日本からはランキングトップの東京大学をはじめ、20校がランクインし、アジアの国及び地域別で最多となっています。ただ、中国(18校)や韓国(14校)の躍進が目立つ結果となっています。トップ10を見ると、日本からは東大(1位)と京大(7位)のみで、韓国は3校、中国も2校がランクインしています。特に、韓国のソウル大学(Seoul National University)は前年8位から4位に順位を上げているのが目につきます。

アジア地域の大学ランキング2014 トップ10

今回の調査結果は、「Times Higher Education」が昨年発表した世界ランキングを基に、アジア地域の大学のみを抽出して行ったものです。ランキングの評価基準は、研究論文の引用頻度や外国人留学生の割合など13の要素によって集計されています。

日本の大学は、東大(1位)と京都大(7位)がベスト10入りしているほか、東京工業大(13位)、大阪大(15位)、東北大(16位)、そして首都大学東京(27位)、名古屋大(29位)と続きます。日本の大学は、トップ100校に合計20校がランクインしているものの、前年の22校から2校減少しており、また傾向として順位を下げている大学が目につきます。逆に中国は3校増やし、計18校がランクインしています。

「Times Higher Education」は、この日本の傾向について、高等教育への投資が過去20年間著しく抑制されてきたことや国際かへの消極性をあげています。

▶︎ THE Asia University Rankings 2014 results out now
▶︎ Asia University Rankings 2014 top 100


0 件のコメント :

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...