2014-05-14

iOS 8:これまでの新機能の噂まとめ 〜 Healthbookや新しい通知センター、ShazamとSiriの連携機能など 〜

Appleの次期OSバージョン『iOS 8』は 、6月2日から始まるWWDC 2014でその詳細が明らかにされることが期待されています。トータルデザインの見直し、多くの新機能、および機能的な変更など、メジャーアップデートとなったiOS 7とは異なり、iOS 8はこの前バージョンのアップグレード版となると予想されています。


iOS 8が実際に提供され、わたしたちが手に出来るのは、次世代iPhoneが発売される時期(おそらく9月、あるいは8月との噂も)まで待たなければならないでしょう。けれど、Appleはこれまで通り現地時間6月2日(月)〜6月6日(金)の5日間行われる「WWDC(Worldwide Developers Conference)2014」で、iOS 8のエキサイティングな新機能のプレビューをわたしたちに披露してくれるでしょう。その前にHealthbookや新しい通知センター、ShazamとSiriの連携機能など、これまでに出ている『iOS 8』についてのうわさを整理しておきましょう。

Healthbook


「Healthbook」のインターフェイスは、既存アプリ「Passbook」を踏襲しているとされています。ヘルス及びフィットネスについて、心拍数、水分補給、血圧、フィジカル・アクティビティ、呼吸数、酸素飽和度、血糖値、睡眠、体重など様々なデータを管理することが出来ます。そして、トレーニングや血液関連情報だけでなく、睡眠サイクルを追跡する機能や、「Emergency Card」は、ユーザの氏名、誕生日、投薬情報、体重、眼の色、血液型、臓器提供の有無などが記録でき、緊急時に医師が閲覧して適切な処置を受ける事が可能になるとのことです。
各種データのトラッキングには、iWatchなどのウエアラブルデバイスが想定されています。現在、この「Healthbook」アプリはテスト段階であり、iOS 8への搭載がスムーズに行われない可能性もあるとしています。その際は、「Healthbook」アプリがiOS 8の初期段階で搭載されないか遅れることも予想されるようです。

[Photo Credit:9to5Mac

マップ

データの正確性を強化し、乗り換え案内機能を追加

次世代iOSではマップが大幅に改良されることが伝えられています。iOSマップの苦難の道は、2012年にOS 6でGoogle Mapsから独自ソリューションとして搭載したときに始まりました。リリース直後に数えきれないほどのバグが発生し、地図データ信頼性に欠けるものでした。AppleのCEOティム・クック自らが謝罪文を発表し、Mapsアプリの責任者は解雇される事態にまで至りました。
Appleは「iOS 7.1」を2014年3月11日にリリースした際にいくつかの新しい機能を追加してパフォーマンスを大きく改善しました。しかし、また、一方でiOS 8のリリースへの準備として、「マップ」データの正確性を強化、鉄道・地下鉄・バスなどの乗り換え案内機能も追加される予定です。公共交通機関の乗り換え案内がないことが弱点として指摘されていたiOSマップですが、乗り換え案内で長年の実績のある企業の買収などにより、乗り換え案内の質についても期待できるものと思われます。


CarPlay


車載ディスプレイ連携機能「CarPlay」はすでに一部の新型車でiOS 7.1の機能として利用可能ですが、その動作にはLightningコネクタを必要です。iOS 8では、このLightning ケーブルが必要なくなり、Wi-Fiでの接続が可能になる。AppleはWi-Fi経由(特定の車両)で CarPlayを行うことができるように「iOS 8」をテストしているようです。


通知センター


新しい「通知」の表示は、iOS 7で「今日」「すべて」「未確認」の3つになった表示を、ユーザから混乱を招くという苦情を考慮してさらに簡素化する。「今日」と「通知」の2つにし、「通知」にはこれまでの「すべて」と「未確認」がまとめられ、レイアウトがシンプルになると言われています。また、「通知センター」には、新たな関連情報が追加される可能性があります。ただ、これらの拡張機能は当初のiOS 8に搭載されるかは不明です。


iTunes Radio


Appleは昨年、自社のストリーミング・ミュージック・サービス「iTunes Radio」をiOS 7のミュージック・アプリの一部としてリリースしました。けれど、iOS 8ではスポンサー広告付きサービスによる収入増と他プラットフォームへのサービスを可能にすることによってパンドラやSpotifyなどのサービスとの競合を前提に、「iTunes Radio」を他のミュージック・アプリから独立させるようだと、9to5Macは伝えています(iTunes Matchのユーザは音楽のストリーミング中に広告を聞かされることはないようです)。
人気の音楽認識アプリ「Shazam(シャザム)」に似た機能、音楽認識の機能を「iOS 8」に実装し、「Siri」での操作も可能になるかもしれません。日本では提供されていませんが、「iTunes Radio」での操作も視野に入れているようです。


iPadに画面分割とマルチタスク機能


「iOS 8」がインストールされたiPadでは、2つのアプリを同一画面上で同時に表示することができるマルチタスク機能が実装される可能性があると、9to5Macが報じています。「iOS 8」搭載iPadでは、2つのアプリを一緒に表示だけでなく、同一画面上に表示されてるアプリ間で、テキスト、画像、ビデオなどのコンテンツをドラッグ&ドロップしてやり取りが可能になる。

[Credit:Photo TechCrunch

この他、iPhone及びiPadにも搭載されるとされる指紋認証機能Touch IDに、モバイル決済システムを連携させるのではないかと言われている。また、音声アシスタント「Siri」の機能を強化し、サードパーティー・アプリにもアクセスできるようになる。先頃提携を発表した「Shazam」との連携によって、「Siri」が街に流れている楽曲をiTunesで検索できるようになるかもしれない。「Game Center」は独立したアプリではなくなり、ゲーム自体に取り込まれるなど、「iOS 8」は数多くの修正や機能追加及び強化が見込まれます。

「iOS 8」は「iOS 7」以上にiPhoneをドラスティックに変えてくれることが期待できます。秋に登場する「iPhone 6」は筐体の大きさやデザインに目が向かいがちですが、実は内面(ソフトウェア)的にも大変革の予感を感じさせてくれます。


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