2014-04-22

iPhoneが発熱して、バッテリーも消耗している場合の対処法:iOS Tips

iPhoneを充電していて外そうとして手に取った時やカバン、ポケットから取り出した時に「熱っ!」ってこと、経験している人結構多いですよね。iPhoneが発熱、バッテリーも充電したはずなのに消耗している。バッテリーが壊れたんじゃないかと思ってバッテリーの交換をしたという人もいるそうです。バッテリー交換なんてことになる前に、まずは下の項目をチェック、試してみてください。


iPhoneの発熱の原因はいくつか考えられます。本当にバッテリが原因ということもありますが、ソフト的な要因ということもあります。発熱していたらまずロック画面を確認しましょう。「メッセージを受信しました You got a mail.」と画面に表示されていたら、これが発熱の原因と考えられます。この状態でない場合には、他の要因としてアプリが起動したまま何かの処理を行っているなども考えられるので、再起動やデバイスのリセット、設定のリセットなどのも試してみましょう。

「新着メールお知らせ」を「送信しない」に設定


iPhoneが発熱している際に、ロック画面を見てみて以下のようになっている場合には「新着メールお知らせ」通知によって画面の電源が入りっぱなしになっていることが考えられます。


ホームボタンを押すと上記のような画面が表示されますが、ホームボタンを押さなくてもロック画面が暗く表示されていて、上記画面がうっすらと見えるかと思います。この場合は、発熱の犯人はこの「新着メールお知らせ」通知によるものと考えてまず間違いないと思われます。

この現象は、ただメールが届いただけでは起こりません。メールの着信通知と同時に、LINEやTwitter、その他各種アプリの通知が重なった時に起こるようです。一種のバグと考えられます。お持ちのiPhoneのキャリアがソフトバンクであれば、以下の方法で「新着メールお知らせ」通知を「送信しない」設定にしてみましょう。

※新着メール通知を「送信しない」設定しても、バイブレーション機能がオンになっていれば、メール受信時にはバイブレーションで知らせしてくれます。
  1. [メールの設定]をタップ
  2. My SoftBankにログインして[メールの設定]アイコンをタップします。

  3. メール設定「Eメール(i)」を「設定する」ボタンをタップ
  4. [メールの設定]を上にスクロールしていくと、[Eメール(i)]欄に[「Eメール(i)」を設定する]項目があるので、[メール設定「Eメール(i)」]を「設定する」ボタンをタップします。

  5. [新着メールお知らせ設定]の「次へ」ボタンをタップ
  6. [メール設定]画面で、[新着メールお知らせ設定]の「次へ」ボタンをタップします。

  7. [新着メールお知らせ]設定を「送信しない」
  8. [メール設定]画面で、[新着メールお知らせ設定の選択]の[新着メールお知らせ]設定トルグボタンを「送信しない」にして、「次へ」ボタンをタップします。

  9. 「変更」→「OK」で設定完了
  10. 「変更」ボタンをタップして新着メールお知らせ設定を変更します。最後に設定「OK」ボタンをタップすれば設定完了です。
これで「新着メールお知らせ」を「送信しない」ようになりました。iPhoneが発熱しなくなれば、当然ですが以下の処理は不要です。これを行ってもまだ発熱するようであれば、以下の項目を各々お試しください。

iPhoneを再起動してみる


iPhone右上部にある「スリープ/スリープ解除」ボタンを赤いスライダが表示されるまで押し続け、スライダをドラッグしてデバイスの電源を完全に切ります。
電源がオフになったら、Apple ロゴが表示されるまで「スリープ/スリープ解除」ボタンを再び数秒間押したまま起動させます。

iPhoneをリセットしてみる

iPhoneのリセットは、「スリープ/スリープ解除」ボタンと「ホームボタン」を同時に、Apple ロゴが表示されるまで(10秒程度)押し続けます。

設定のリセット

設定]→[一般]→[リセット]で「すべての設定をリセット」をタップします。


上記、「iPhoneを再起動」「iPhoneをリセット」「設定のリセット」をそれぞれ個別に試してみても発熱が改善されない場合には、以下の「バックアップからの復元」を試してみましょう。

iPhoneを初期化、バックアップから復元


iTunesでバックアップをとって、iPhoneを一度初期化します。初期化したらiTunesのバックアップデータを復元します。iTunesへのバックアップの仕方については、「iTunes:iOS のバックアップについて」を参照ください。iTunesへのバックアップが完了したら以下の手順でiPhoneを初期化します。

設定]→[一般]→[リセット]で「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。

iPhoneの初期化が終了したら、iTunesとつなげてバックアップデータを復元します。iTunesでiPhoneにデータを復元する方法については「iOS:iCloud または iTunes で iOS デバイスをバックアップして復元する」を参照してください。

登録アプリをすべて削除


上記までの項目を試しても、まだiPhoneが発熱するようでしたら、一度iPhoneに登録したアプリを削除してみましょう。入れているアプリに問題があることが考えられます。アプリを削除するとアプリ内のデータも削除されるので注意が必要です。ちなみに、iPhoneに最初からインストールされているアプリ(標準アプリ)は削除できません。

アプリを一定時間タッチし続けると、アイコンが揺れてアプリの左上に「×」印が表示されます。「×」印をタップすると、確認ウインドウが表示されるので、「削除」をタップしてアプリを削除します。削除し終わったら、一度再起動しましょう。


以上の方法をすべて試しても、iPhoneが発熱してバッテリーも消耗するようであれば、いよいよバッテリーかiPhone自体の基板の問題になってきます。でも、大体は上記までのいずれかで解決すると思われます。iPhoneが発熱する場合には、一度お試しを!

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