Mozilla、『Firefox Aurora』をリリース - UIデザインと機能に大規模な変更が加えられた新しいFirefox

Mozillaは『Firefox29 Aurora』を米国時間2月7日にリリースしました。Mozillaは昨年10月に、「Firefox」の次世代UIデザインプロジェクト“Australis”を「Firefox Nightly」に統合したことを発表していました。「Firefox Nightly」は無償でダウンロード提供されていました。今回の『Firefox29 Aurora』リリースは、“Australis”プロジェクトの開発が順調に進んでいることをうかがわせます。

今年春にリリースされるであろうFirefoxは、ボタンの配置やデザインが見直され、Firefoxブラウザがリデザインされることになり、Mozilla Firefoxユーザにとって刺激的なバージョンになるでしょう。今回リリースされた『Firefox Aurora』は、Firefoxがどんな新しい機能を引っさげて変貌するかを知ることができます。ちょっと使って見た感じは、現行の「Firefox 27」に比べ、ブラウジングが高速化されたことを体感できます。使っていて快適です。

丸みを帯びたタブ表示は、ちょっとChromeライクな感じがします。Android版のUIにかなり近いものがあり、デザインの統一が図られているようです。また、これまでのFirefoxの特徴だった画面左上のオレンジ色のFirefoxボタンはなくなっています。

画面右上の三本線「Settings」オプションメニューをクリックすると、タッチしやすい大型アイコンが現れ、操作に迷うことがないように思います。「Firefox Sync」などの各種オプションメニューも、操作性が向上したように思います。

まだ、さほど使いまわしてはいませんが、操作性もデザインもシンプルになったように思います。何より、ブラウジングにスピード感を感じます。

日ごろ「Firefox」をメインブラウザとして使っているユーザなら、リデザインされたFirefoxのインターフェースを実際に体験できる『Firefox Aurora』を是非試して見てください。

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