2015-08-21

Apple、「QuickTime 7.7.8」をリリース。9件のセキュリティ脆弱性を修正

Appleは8月20日(現地時間)、Windows版QuickTimeの最新バージョン「QuickTime 7.7.8」をリリースしました。


今回のアップデートでは、セキュリティアップデートとなっており、CVE番号ベースで2015-37882015-37892015-37902015-37912015-37922015-57512015-57792015-57852015-5786の9件の脆弱性が修正されています。同社のセキュリティ情報によると、悪意を持って作成されたファイルを処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性があり、Windows Vista/7上でQuickTime 7を使用しているすべてのユーザーに推奨されています。

これらの脆弱性の影響があるOSは、Windows Vista及びWindows 7とのことで、今回のアップデートバージョンが配布されています。

【システム条件】
  • Windows Vista
  • Windows 7
QuickTimeは狙われやすいメジャーなソフトウェアのひとつです。セキュリティ上、重要な修正が含まれているので必ずアップデートしましょう。Windows版利用者は、ソフトウエ・アップデートを利用してアップデートすることができます。


また、新規にインストールする際には、こちらQuickTimeダウンロードサイトより行うことができます。


QuickTime 6 Pro ユーザへの重要な情報

QuickTime 7 以降をインストールすることにより、QuickTime 6 など、旧バージョンの QuickTime での QuickTime Pro 部分の機能は使用できなくなります。QuickTime 6 Pro ユーザがこのインストールを続けた場合、QuickTime Pro の機能を再び使えるようにするには、QuickTime 7 Pro 用の登録コードを購入する必要があります。インストール後に  Apple のオンラインストアにアクセスして、QuickTime 7 Pro 用の登録コードを購入してください。

▶︎About the security content of QuickTime 7.7.8 - Apple サポート
▶︎Apple セキュリティアップデート (Apple Security Update) - Apple サポート


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