2014-04-05

初期のMacアイコンを創ったスーザン・ケア氏のスケッチブック

 初期のMacintoshアイコンのデザインで有名なスーザン・ケア(Susan Kare)氏のアイコンデザイン用に使っていたスケッチブックが公開されています。彼女は、1980年代にアップル社のコンピュータ「Macintosh」のためにたくさんのグラフィカルユーザインタフェースを創り出したことで有名なアメリカの芸術家、グラフィック・デザイナーです。その後、スティーヴ・ジョブズがNeXT社(1985年のアップル退社後に設立した企業)を設立した際には、従業員のひとりとして「クリエイティヴ・ディレクター」職で働いていました(Wikipedia)。


初期のMacintoshのアイコンは、とにかくシンプルでキュート、そして知的な感じがしたものです。その創作ノートが見られるのは、うれしいですね。この情報は「気になる、記になる… 」さんの記事で知ったのですが、懐かしさもあって当ブログでも紹介させていただきます。ノスタルジーに浸っちゃう人もいるかもしれませんね。下の「Paintbrush」は、HyperCardを開発したビル・アトキンソン博士のMacPaintで使用されていたものだったりする訳ですから…。

Pasteコマンド


指のマーク、「ペースト」コマンドとして使用


Cutコマンド


はさみは「カット」コマンド


Paintbrushコマンド


ビル・アトキンソン博士のMacPaintで使用されたペイントブラシ


Jumpコマンド


「ジャンプ」コマンドは、プログラミングコマンドのための2つの初期のデザイン


Bootコマンド


文字通り「起動」コマンド。これって使われてたっけ?

Bootコマンド


「Sad Mac」が表示されると、本当に悲しい気持ちになったものです。


気になる、記になる… 」さんも紹介しておられますが、スーザン・ケア氏のお店「Susan Kare Prints」では、懐かしいアイコンの数々を見ることが出来ます。お店なのでプリントされたポスターなどを購入することが出来ます。

via: Priceonomics



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