2014-02-27

中国・北京の大気汚染は深刻、「”核の冬”に似ている」との声も − PM2.5粒子は偏西風に乗って日本へ

いやぁ、北京の冬は大変なことになっていますね。車の排気ガス、各家庭の暖房のための石炭、そして工場から出る煙で、北京の空は上図のような有様です。日本にもこのPM2.5が偏西風に乗って、各地で”光化学スモッグ"状態となっています。日本の'70年代もこんなだったのでしょうか…。この中国の首都を覆うスモッグ、驚くほど厚い雲は、もはや日常化して現地では驚くことではないらしいです。中国の科学者は、この市内の有害大気汚染は、"核の冬"に似て悲惨な現状であると警告しているようです。




現在、北京のスモッグの原因であるPM2.5の濃度が、世界保健機関の最大安全レベルの20倍の値を示しているとのことです。これからの季節、偏西風の風に乗って、この有害大気が朝鮮半島及び日本の流れてきます。遠い北京の空が、日本の空を覆うことも日常化しそうな情勢です。


日本のニュース番組では、PM2.5の警告を初めて大阪について発したのをはじめ、新潟、香川、福井などの他県でも警告を発令しています。





Via:GizmodoKotaku


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