2014-09-03

Android版「Firefox 32」の正式版リリース。Gamepad APIを実装し、世代別GCの統合など

Mozillaは2014年9月2日(火)、Android版「Firefox 32」の正式版をリリースしました。Firefox 32ベータ版を7月24日(木)にリリースしており、今回のリリースはその日本語正式版の提供開始となり、Google PlayのAndroidアプリのダウンロード・ページより利用可能です。


今バージョンAndroid版「Firefox 32」では、Gamepad APIが実装され、HTTPSを利用してHTTPプロクシに接続できるようになりました。また、世代別GCが統合され、新しい HTTP キャッシュ (v2) が標準で有効になりました。


Android版「Firefox 32」の変更点


■新機能

  • ブラウザを終了することなく、利用する言語をサポートする 54 の中で切り替えられるようになりました。
  • 履歴パネルから履歴を消去できるようになりました。
  • Gamepad API が実装され利用できるようになりました。(詳細はこちら)
  • 新しい HTTP キャッシュ (v2) が標準で有効になりました。(詳細はこちら)
  • 世代別 GC が統合されました。
  • キーボード、その他のフォーカスされるコンポーネント上でスワイプすることで、URI が補完されるようになりました。
  • アルメニア語 [hy-AM]、バスク語 [eu]、フラニ語 [ff]、 アイスランド語 [is], スコットランド・ゲール語 [gd], ウェールズ語 [cy] が利用できるようになりました。

■変更

  • Android 2.2 と ARMv6 チップセットがサポートされなくなりました。
  • いくつかの 1024 bit ルート証明書が削除され無効になりました。
  • ホーム画面から Firefox Sync のセットアップができるようになりました。
  • 初回起動時に表示されるトップサイトの見た目が更新されました。

■HTML5

  • Vibration API が W3C の最新仕様にあわせて更新されました。
  • mix-blend-modeをデフォルトで有効にしました。
  • box-decoration-breakをデフォルトで有効にしました。
  • CSS: -moz-background-inline-policy が box-decoration-break に置き換えられました。(詳細はこちら)

■開発者

  • CSS: position:sticky が標準で利用できるようなりました。
  • mix-blend-mode が標準で有効になりました。
  • Array.from() が実装されました。(詳細はこちら)
  • navigator.languages 属性と languagechange イベントが実装されました。(詳細はこちら)
  • Vibration API が W3C の最新仕様にあわせて更新されました。
  • CSS: -moz-background-inline-policy が box-decoration-break に置き換えられました。(詳細はこちら)
  • box-decoration-break が標準で利用できるようになりました。

■修正


■既知の問題:未解決

  • Android L では MP4 形式の動画を再生できません。
  • Android L では Flash が動作しません。

▶︎ Google Play

▶︎ Firefox — Notes (32.0) — Mozilla

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