2014-07-15

Dropboxのデスクトップアプリがアップデート。「Streaming Sync」機能で同期速度が最大2倍に!

Dropboxは7月12日、クラウドストレージ「Dropbox」のデスクトップクライアントをバージョン2.10.1にアップデートしたと発表しました。最新版のDropboxはダウンロード・ページから入手することができます。


今回のアップデートでは、大容量ファイルの同期速度に時間が掛かり、ストレスとなっていることへの対応がメインとなっています。同期速度の向上を目的として「Streaming Sync」機能が追加され、20MBのファイルではこの機能の恩恵はさほど得られないものの、500MBでは約1.25倍速くなるとのことです。


Dropboxにおけるファイル同期は、これまでアップロードとダウンロードの処理が別々になっており、他のクライアントでダウンロードするためには一度ファイルを完全にアップロードする必要がありました。今回新たに追加された「Streaming Sync」機能は、ファイルのアップロードとダウンロードの処理を同時にストリーミングさせる仕組みとのことです。Dropbox Tech Blogでは、従来の同期速度に比べて最大2倍高速化したとしています。


アップデート内容は、ストリーミング同期「Streaming Sync」機能だけでなく、メニューがスクロール可能になり、ファイルへの共有リンクを作成できるようになって、メニューから共有フォルダへの招待を受けられるようになりました。また、新たに4言語(デンマーク語、オランダ語、スウェーデン語、タイ語)をサポートしました。


今回アップデートされた最新デスクトップクライアント「Dropbox 2.10.1」は、「Streaming Sync」機能のサーバ側へのアップデートが必要なため、数週間に渡って全ユーザーに提供される予定とのことです。

▶︎ The Dropbox Blog
▶︎ Dropbox Tech Blog

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