Mozilla、『Firefox 28.0』最新バージョンをリリース − Mac OS X版では「通知センター」がWeb通知をサポート

Mozillaは、2014年03月18日に『Firefox 28.0』をリリースしました。今回のアップデートでは、VP9でエンコードされた動画の再生やOpusを利用したWebM動画の再生といった、プラグイン不要の最新のメディア再生ツールに対応させるための改善や改良が中心に行われています。「Mac OS X」では、「通知センター」がWeb通知をサポートするようになりました。

デスクトップ版での変更点

【新機能】

• VP9 でエンコードされた動画を再生できるようになりました。
• Mac OS X: 通知センターが web notifications をサポートするようになりました。
• HTML5 の video 要素や audio 要素で音量を調節できるようになりました。
• Opus を利用した WebM 動画を再生できるようになりました。

【変更】

• spdy/3 が実装されました。これは spdy/2 を利用できなくなったためです。spdy/3 に対応しないサーバとは http/1 で通信を行います。

【開発者】

• MathML 2.0 の mathvariant 属性が利用できるようになりました。
• バックグラウンドスレッドのハングアップが通知されるようになりました。
• multi-line flexbox が利用できるようになりました。

【修正】

• いくつかのセキュリティ問題が修正されました。

Android版での変更点

【新機能】

• 文字の選択、カット、コピーの動作が Android ネイティブのものと同じになりました。
• ロケーションバー に入力した URL をもとに予測を行うようになりました。
• 複数の共有ボタンが追加されました。
• OpenSearch が利用できるようになりました。
• エストニア語 [et] が追加されました。
• VP9 でエンコードされた動画を再生できるようになりました。
• HTML5 の video 要素や audio 要素で音量を調節できるようになりました。
• Opus を利用した WebM 動画を再生できるようになりました。
• タイトルバーを自動的に隠すかどうかを設定する項目が設定画面に追加されました。

【変更】

• spdy/3 が実装されました。これは spdy/2 を利用できなくなったためです。spdy/3 に対応しないサーバとは http/1 で通信を行います。

【開発者】

• MathML 2.0 の mathvariant 属性が利用できるようになりました。
• multi-line flexbox が利用できるようになりました。
• バックグラウンドスレッドのハングアップが通知されるようになりました。

【修正】

• Explore By Touch を利用時に、Web ページがロードされてしまう不具合を修正しました。 (Bug 963000)
• いくつかのセキュリティ問題が修正されました。

▶ Firefox 28.0 リリースノート