「iCloud キーチェーン」に登録してあるパスワードを忘れたときの確認方法：OS X Tips

「iCloud キーチェーン」はWebブラウザ「Safari」で保存したログインID、パスワード、そしてクレジットカード情報をiCloudが管理・共有してくれる。Apple製品のMac、iPhone、iPad、iPod touch間で同期・共有でき、Safariで一度登録すれば、設定したデバイスならWebサイトのID・パスワードを自動で入力してくれる便利な機能です。

この便利な機能、便利すぎて実際の銀行やSNS、各種ログインサイトのID・パスワードを思い出そうとしても思い出せないということが起こりがちです。携帯やスマートフォンのアドレス機能で登録してあるために自分では記憶しておかなくなった友人･知人、取引先の電話番号のように…。

そんな時に役立つTipsです。

「キーチェーンアクセス」でパスワードを確認

「キーチェーンアクセス」は、Finderで「アプリケーション」 → 「ユーティリティ」の順で開いていきます。「ユーティリティ」の中に「キーチェーンアクセス」アプリがあるのでダブルクリックして起動します。

確認したい登録項目を開く

「パスワードを表示」にチェック

「キーチェーン”ログイン”のパスワード」を入力

「パスワードを表示」項目にパスワード表示

これで、キーチェーンに登録して忘れてしまったクレジットや銀行サイトへのログインパスワードの確認が出来ます。ただ、個別にしか確認できないので、複数あるいは全てを知りたい場合には手間が掛かってしまいますね。

やはり、重要なパスワードはパスワード管理アプリなどにまとめて保存しておくのがお勧めですね。パスワードは日常生活に欠かせない重要な情報になってしまった現在、自己責任で大切に保管するようにしましょう。ということでパスワード管理アプリをいくつか紹介。